これなら十分タガメの代理になる!…って言うか、タガメモドキの方がはるかに希少な訳だが(笑)。
標本では結構見かける昆虫だが、生体を拝めるのはいつの日か。



そんな人々の夢(?)の具現化した昆虫がアフリカのタガメモドキ。
コオイムシでありながら、大きさは日本のタガメを圧倒する。

▲タガメとタガメモドキ(ナイジェリア産)。

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▲タガメとコオイムシ。

入手の困難なタガメの代わりとして、コオイムシやオオコオイムシを飼ったという人は多いはず。
しかし、タガメの代理としては、その体格差は余りにも大きい。

「嗚呼、せめてもうちょっと大きいコオイムシがいたらなぁ…」

▲タガメモドキの前脚のツメは2本。

▲タガメの前脚のツメは1本。

☆追記☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

▲ピンセットで与えたデュビアを食べるオス。

▲甲羅干し中に体の下に潜り込んできたデュビアを捕食したメス。

「いつの日」は意外に早くやって来た。
2007年辺りから、生きたタガメモドキがショップに入荷し始めたのだ。

自分はどうせ生息地まで行かねば会えっこない虫だと思い込んでいたので、「いつの日か」訪れてみたいアフリカへの憧れを込めてこの項を作成していたのだが、それが1年後には向こうから日本にやって来てくれるとは…(苦笑)。

タガメモドキは何種類かいるらしいが、今回入手した生体は所蔵していた標本と同じナイジェリア産で、恐らくは同種。この事に少し縁を感じる。